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4 月 22

靴、衣服、バッグなどのファッションに欠かせない皮革製品の美しさを長く保つためには、手入れや保管方法の基礎知識が必要です。
基礎知識を知らないことで、間違った手入れ方法によって皮を痛めてしまう場合もあります。
皮革製品の日常の手入れで必要なことはまず汚れをおとすことです。
一般的に乾いた柔らかい布で汚れを落とし、それでも落ちない場合、クリーナーを使います。
手入れ剤を利用する時には、かならず目立たない場所で使用してテストを行ってください。
雨などでぬれた場合も、ドライヤーなど高温で乾燥させると皮を劣化させてしまいます。
革靴の場合は、タオルなどで水分を充分吸い取り、風通しの良い場所で乾かすよう、心がけてください。
手入れ剤には下記のようなものがあります。
・クリーナー
皮革製品の汚れをおとすために使います。
チューブ入り、瓶入り、消しゴムタイプなど様々な種類があります。
汚れを落とす他に、防水やつや出しなどの効果があるクリーナーも販売されています。
エナメル専用、アニリン専用など、皮の種類によっては染みになる場合もあるので、皮革にあったものを使用してください。
・クリーム
皮革製品のつやや色の保持、傷や汚れの防止、防水などのために使用します。
・保革剤
皮革に柔軟性を与え、割れにくくします。
・防水剤
エアゾールタイプが主流です。
皮の表面の仕上げ状態に合わせた種類の防水剤を用います。
スエードなどの起毛の皮革は、こまめにブラッシングし、汚れは消しゴムタイプのクリーナーを使っておとします。
スエードは耐水性が少ないので、防水剤を利用しておくと良いでしょう。
保管の際には汚れを充分におとしておきましょう。
汚れが残っていると、その汚れを養分としてカビが発生する場合があります。
防カビ効果のあるクリーナーやクリームも活用しましょう。
そして、時々外に出し、風を通すことも必要です。
皮革製品の手入れをしっかりと行って、ファッションをぜひ楽しんでください。

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