ファッションに欠かせない様々な衣服を購入する際には、環境に配慮した商品を選ぶことが大切な時代となっています。
環境に優しい商品を購入することをグリーン購入と言います。
衣服のグリーン購入とは、どのような商品を選ぶことなのか、基礎知識を学びましょう。
・環境に配慮した素材
農薬を使用していないオーガニックコットン素材の利用など天然素材の使用。
回収されたペットボトルなどからリサイクルされた衣服。
繊維くずなど、従来破棄されていたものを有効利用した素材の使用。
・省エネルギーや省資源を考えた設計
クール・ビス、ウォーム・ビスのファッション。
ドライクリーニングが必要でない衣類は、溶剤を用いないので化学物質使用の抑制となります。
アイロンがけ不要の商品も、エネルギー使用を少なくできます。
・長期使用が可能
耐久性に優れたものや、サイズ調整の可能な衣類は、長く着用できる配慮がされています。
・使用後のリサイクルを考えたシステム
業者によっては、商品販売後の回収システムを作っています。
ユニクロの販売した全商品対象の全商品リサイクル活動などがあります。
・環境に配慮した包装材の使用
包装材を減量や、古紙利用の包装材使用など。
・修理体制の整備
修理が必要なときの取り扱い窓口の設置など。
このように、環境に配慮した衣服のグリーン購入を通じて、地球環境を守ることができるのです。
グリーン購入の基礎知識を身に付けて、衣服を選ぶときには、ぜひ実践してください。
地球環境を守ることもファッションの1つなのです。
5 月 05
5 月 04
毎年、様々なファッションが流行し、華やかな衣料品が店頭に並びます。
これらの商品を選ぶ際には、保管や洗濯のことも考えて選ぶことが大切です。
そして、役目を終えた衣料品をゴミとして扱わないように、フリー・マーケットに出すなど、できるだけ長く利用できるよう考えていかなければなりません。
また、環境問題が昨今の重要な社会問題となっています。
ファッションを自分のためだけでなく、地球環境などにも配慮して選ぶ時代となっているのです。
不要となった衣服をゴミではなく資源化するには、下記のような方法があります。
衣類の資源化の方法の基礎知識として知っておいてください。
・リフォーム
家庭もしくは業者によって仕立て直し、バッグなど衣服以外のものを作ります。
・リユース
お下がりとして下の子や親戚、ご近所に譲って再利用してもらいましょう。
古着店やフリー・マーケット、バザーなども活用してください。
海外にも輸出されて再利用されています。
・リサイクル
マテリアルリサイクル・ケミカルリサイクル・サーマルリサイクルなどがあります。
マテリアルリサイクルは、ウエスにして工場で利用する方法などがあります。
ケミカルリサイクルとは、化学的な手法を用いて原料の段階に戻し、その原料から再度衣服を製造します。
サーマルリサイクルは、固形化燃料にし、そのまま燃やしてそのエネルギーを回収します。
また、衣服が破れたからと言って簡単に使い捨てないで長く大切に使うことを心がけましょう。
ファッションを楽しむためには、まず持続可能な生活を送るため、環境に配慮した行動を心がけましょう。
3Rなどの環境に関する基礎知識も、これからのファッションには大きく関わってくるのです。